日本企業を復活させるために
アメリカで開かれた国際家電見本市CES、日本企業の目玉は4Kテレビだ。さらなる高精細を追求したテレビということである。去年は3Dが話題だったが、今年は4Kのオンパレードだという。画面がより美しくなるに越したことはないのかもしれないが、実はここに日本企業の「発想の限界」が見えているような気がする。
欲望のゲーム
サブプライム・ショックが続いています。
UBSが100億ドルという巨額の追加損失を公表しました。
まだまだ隠れているものがあるというから、
OECDが言うように総額で3000億ドルはいくのでしょうか。
民主党の未熟
民主党という政党はやはり未熟な政党だと思います。
国会への証人喚問を決めた額賀財務相について、
喚問を中止しました。
道路族が国を滅ぼす
しかし「道路族」っていったい何なのでしょう。
今後10年間の「使い切り68兆円」とはね。
現実にこれだけの借金を国が抱えているのに、
それとは関係なく道路をつくりつづけてどうするのでしょうか。
コンプライアンス・ゼロ
それにしても日本には「嘘つき」がこんなに跋扈しているのでしょうか。
日本の踏み絵
安倍首相がインドを訪問します。
インドのマンモハン・シン首相は
首脳会談で印米原子力協力の話を持ち出すそうです。
民主党よ、どこへ行く?
まあ暑いですね。
温暖化の影響が出ているのでしょうか。
ただこの暑さはいつか収まるでしょうが、
政治のほうはますます熱くなるかもしれません。
安倍政権は改革か逆行か?
安倍さんがあんなに勘の悪い総理だとは思いませんでした。
大敗北した次の日にさっさと続投を宣言。
アナクロ厚生労働省
医師や看護師が足りないという
「現実」がやっと定着してきたようです。
バイオエタノールのエコ度
何だか急にバイオエタノールがブームになっています。
アメリカではトウモロコシの作付け面積が増え、
またエタノールの加工する工場も新設されているといいます。
社会のリスク
高校生3年生の男子が母親を殺すというショッキングな事件が起こりました。
しかも首や腕を切断していました。
集票法律
参議院選挙向けの話がいろいろ出ています。
「政治資金団体の支出は5万円以上領収書添付」とか
「ふるさと納税」だとか・・・。
還暦憲法
日本国憲法が施行されてちょうど60年になりました。
支持率が回復したこともあり、
安倍首相はいよいよ「改憲」に向けて突っ走る構えです。
政治家のおかしな論理
政治家の論理というのは、まったく理解しがたいことがあります。 たとえば政治とカネをめぐる経常経費の領収書添付問題。 あの松岡農水相の「なんとか還元水」にまつわる話です。
市長銃撃事件
統一地方選の後半戦に入って、 仰天するようなニュースが飛び込んできました。 長崎の伊藤一長市長が狙撃されたのです。 犯人は暴力団幹部、市とのいざこざで恨みをもっていたといいます。
君子は選挙中だけ?
統一地方選の前半戦が終わりました。
注目の東京都知事選は石原慎太郎現知事の圧勝でした。
前回の309万票より下回っているとはいえ、
対立候補の浅野前宮城県知事に100万票以上の差をつけました。
プーチン、長期政権へ?
3月末、ロシアで上院議長に再選されたミロノフ氏が大胆な提案をしました。
現在4年の大統領任期を5年から7年にしようというのです。
しかも2期までという再選規定も3期までと延ばすのだそうです。
日本航空のダッチロール
いったん権力の座についた人にとって、自分の出処進退を的確に判断するのはきっとむずかしいことなのだろうと思う。退任要求というあまり例のない血判状を突きつけられた日本航空の新町社長。一時は、他の代表取締役の首を切って、自分だけは来年の任期満了まで生き残ろうとしているように見えた(本音はどうあれ、外から見るとそう思える)。
3000万円メールの教訓
民主党の永田寿康議員。明日火曜日に民主党執行部と共に謝罪会見をするという。この問題、もちろん永田議員は責めを負うべきである。不確かな証拠というだけでなく、もし問題のメールの差出人と受取人が同じ名前であったことを知っていたなら、どうしてそれが堀江氏が出したメールだと断言したのか。初めから偽造メールと知っていて、自民党に揺さぶりをかければ、後から情報がついてくると判断したのか。
この期に及んで
まだ民主党の前原代表は「メールが偽物だとは思っていない」とか「巨悪を追及する姿勢に揺るぎはない」とか言っている。あのメールについては、偽物だと思うかどうかではなく、自分たちが本物であることを証明できるかどうかにかかっている。その証拠をまったく出せないでいるのだから、もういい加減にギブアップしないと、ますます傷が深くなる。そのことにどうして気がつかないのだろう。
タイムオーバー
堀江メール爆弾発言で「自爆」してしまった民主党の永田寿康議員。ご本人は入院中とのことだが、彼をどう処遇するかで民主党は機能麻痺の状態に陥っているように見える。そうこうしているうちに、時間切れとなって、民主党は当分の間、立ち直れないような打撃を受けることになるだろう。
ダメージコントロール
「堀江メール」の永田議員が辞意を表明したら、「辞めたらメールが本物でないと認めたことになり、執行部まで責任が及ぶからしばらく休養」させるという方針になったという。そして前原代表は、「疑惑」は徹底的に追及するとし、金融機関名、口座番号の情報があるとしきりに主張する。
反省だけなら
ライブドア事件は、世間のいろいろな面をあぶり出してくれるので、それだけを見ていても面白い。若者の物の考え方もそうだし、彼の人気を利用しようとする政党や選挙のあり方もそうだし、マスコミがみんなで持ち上げ、みんなで叩こうとする体質だということもそうだ。
前原代表、敵前逃亡
22日に行われた党首討論。国民の期待、というより一縷の望みは、民主党が堀江被告周辺のカネの流れについてもっと確かな証拠を示すことだったはずだ。そして前原代表は、与えられた時間のほとんどを他の問題に費やし、ライブドア問題は最後に回した、
民主党、自爆
「堀江メール」がほぼガセネタと言うことになり、民主党は22日の党首討論を前にメール爆弾で自爆というみっともないことになる可能性が一気に高まった。大事なのは金融機関の口座を調べることと強弁しているが、なぜ調べるのかその根拠を示せぬままに、そう主張するのはリベラル政党としての立場そのものを崩すことになる。いかに国政調査権といっても、武部氏の次男は民間人。むやみに口座の情報を出せというのは、それこそ個人情報の侵害にあたる。
金持議員、貧乏議員
議員の資産が公開された。この資産公開、ほとんど意味がないと思っている。家族の資産は公開されないからとか、一部の資産が除かれているとかそういうことではなく、要するに議員でいる間に不正な蓄財と思われるようなものがないかどうか、そこがわからないからである。
民主党、大ピンチ
「堀江メール」で自民党武部幹事長次男とライブドア堀江社長の「癒着」を取り上げた民主党。そのメールの信憑性を問われて、窮地に陥っている。真偽のほどはよくわからないが、フリーライターから入手したというあたりも、何か胡散臭い。
嗚呼、オリンピック
トリノ・オリンピックで日本選手の不振が目立つ。もっとも、「不振」というのは日頃の力を出せないことなのだが、今回の「不振」はちょっと違うような気がする。もともとマスコミを中心にして、選手の実力以上に期待をふくらませすぎたのではないかと思う。
民主党の心変わり
政権を担える政党として売り出した民主党。だから政府・与党案に反対するだけではなく、対案を出すことを自分たちに課してきたはずだった。しかしここに来て、前原代表が「求心力」を失いつつあるため、対案を出すよりも、政府・与党を攻撃することに軸足を移すことにしたようだ。
米国産牛肉は入れない?
食品安全委員会が米国産牛肉輸入の「解禁」を先延ばしにするような雲行きである。もちろん国民の健康を左右する問題であるから、慎重に審議すべきだと思う。しかし、この輸入禁止問題は最初からおかしな議論が横行していた。それによって国民の間にもいわゆる狂牛病(BSE)に関する誤解が生まれてきた。そのねじれがあるから、どうにもすんなり行かない。もともと日本政府つまりは農水省が水際でBSEを阻止しなかった怠慢のツケがあまりにも大きな代償となっている。
なぜ60年前、日本は敗れたのか
永野護氏の『敗戦真相記』を読んだ。2002年の発行で再版されたとは書いてないから、そんなに売れているわけではなさそうだ。寡聞にして、この本があることを知らなかった。本屋でたまたま見かけて購入した。内容は、タイトル通り、なぜ日本が先の大戦に負けたのかが書かれている(実際には講演をまとめたもの)。もともとは雑誌『自由国民』に掲載された。それを単行本として復活させたものであるようだ。
変人宰相と「ねじれ」
大勝してニンマリの小泉首相。来年の自民党総裁任期いっぱいどころか、続投論が早くも出てくる始末。つまりは小泉さんでなければ勝てないから、総裁の再選禁止規則を曲げても、もっとやってもらいたいということだ。公明党まで悪のりして「国民が期待しているのだから首相としてそれにこたえるべきだ」とか言っている。
ちょっとビックリの自民大勝
小泉自民党が勝つだろうとは思っていたが、まさか300近い議席を得るとは予想だにしなかった。まさに地滑り的大勝利。今年は「近年最も土砂災害の起きやすい」という言葉をよく耳にしたが、民主党は土石流にすっかり飲み込まれてしまったかのようだ。
政界再編とは言っても
民主党はどうも旗色が悪い。そうなると岡田さんは代表を辞任するのだろうが、次は誰がやるんだろうか。それとも絡むけれども、民主党が負けたら、きっと分裂するのだろうと思う。私の友人によると、分裂のキーマンは小沢さんだと言う。
靖国問題
8月15日の終戦記念日、小泉首相は周囲の期待と懸念が渦巻くなか、結局この日までに靖国神社に参拝することを見送った。内外の情勢を考えれば当然の決断だと思う。中国や韓国はもちろん大反発するだろうし、国内ではせっかく郵政改革を争点としているのに、靖国という「余計な」争点を付け加えることになる。損得勘定から考えれば、見送るのが当然だ。
労組は誰を守るのか?
今朝の新聞だったか、昔の社会党がアスベスト規制を法制化しようとしたとき、アスベスト関連産業の労組が「雇用に悪影響がある。アスベストは管理して使える」と反対したため、法制化を断念したという記事が載っていた。
スペシャルオリンピックス
先週末(7月16日)、国際女性ビジネス会議に行ってきました。特別講演は細川佳代子さん、細川元首相の奥さんです。テーマは、スペシャルオリンピックス。私はよく知らなかったのですが、知的障害者のオリンピックだそうです。今年長野で開かれたのですが、雅子妃が行く予定をキャンセルしたとかでちょっと話題になりましたね。スペシャルオリンピックスの競技の内容はわかりませんが、そのコンセプトは知的障害のある人たちが一生懸命努力し、彼らの能力を発揮させることのようです。話を聞きながら、不覚にも涙を流しました。
誰が嘘をついているの?
道路公団が発注する鉄骨製橋梁で、公団OBが談合の中心にいたことが明らかになっている。ここまで来れば、公団そのものの組織的な関与が疑われるのは当然だろう。ところが内田道雄副総裁は談合組織の存在そのものもまったく知らなかったと言い、道路関係4公団民営化推進委員会の猪瀬直樹委員などから嘘つき呼ばわりされたという。それに反発した内田副総裁は委員懇親会への出席要請を拒否しているという記事が出ていた。
民主党躍進は現実? 幻想?
7月3日の都議選で民主党が躍進した。目標30議席を5議席も上回って、都議会第2党になった。この都議選は来るべき総選挙に向けての中間選挙という位置づけだから、民主党の幹部は喜んだだろうと思う。先日行われた衆議院補欠選挙での2連敗を受け、岡田代表では戦えないという批判が党内で高まっていたからである。第2党に躍進したことで、形の上では2大政党制に近づいているようにも見える。しかしこの選挙の争点は何だったのだろう。
追悼にふさわしい場所
今朝の朝日新聞に、首相の靖国神社参拝に関するアンケート結果が載っていた。止めた方がよいとする人は52%、続けた方がよいとする人は36%だったという。止めた方がよいとする人の7割以上が、周辺国への配慮を理由に挙げた。続けた方がよいとする人の39%は、外国に言われて止めるのはおかしい、を理由に挙げている。
NHK受信料払ってますか?
サッカーの北朝鮮戦を見ました。 ジーコの作戦を評価する声が多いのを聞いて、 「ついこの前までジーコ解任とか言ってなかったか」 と皮肉っぽく見てしまいました。