衰退する日本

内閣府が12月26日に発表した国民経済計算で、日本の一人当たりGDP(国内総生産)がOECD(経済協力開発機構)の中で18位に転落した。2004年は12位、2005年は15位だった。IMF(国際通貨基金)やCIA(米中央情報局)あるいはペンシルベニア大学のランキングでも、それぞれ20位、16位、22位という数字が発表されている。順位が異なるのは、それぞれのちょっと異なる購買力平価で換算されているためだが、いずれにしても日本の実力はこれぐらいであるということだろう。さらに世界経済に占めるウェイトでは、アメリカが27.2%、EUが28.3%であるのに対し、日本は9.1%ととうとう10%を切ってしまった。

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政治とは共感である

福田さんが小泉内閣の官房長官だったとき、慇懃無礼というか木で鼻をくくったような会見の様子に不快感があった。目の前にいる記者の後ろにいる国民に向かって説明しているという事実を忘れているとしか思えないような態度だった。政治家は選ばれて国民を代表しているのであって、国民の上に君臨しているわけではない。民主主義で最も基本的なこの原則を、福田さんは知らないのか、忘れているのか、どちらなのだろうと思ったものだ。

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様子見型サボタージュ

医療の世界では「立ち去り型サボタージュ」という言葉が定着しているようだ。医師や看護師などの医療関係者が理想とは違いすぎる現実とあまりの激務に燃え尽きて、病院から立ち去り、その結果、医療が壊れてしまうことを言う。虎ノ門病院の小松秀樹副院長が『医療崩壊』という本の中で使った言葉だったと記憶する。その言葉を借りれば、いまの霞ヶ関は「様子見型サボタージュ」とでも呼べそうな気がする。

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欲望のゲーム

サブプライム・ショックが続いています。
UBSが100億ドルという巨額の追加損失を公表しました。
まだまだ隠れているものがあるというから、
OECDが言うように総額で3000億ドルはいくのでしょうか。

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権力偏執症

12月2日、ロシア下院の選挙が行われた。結果は予想どおり、プーチン与党統一ロシアの圧勝である。憲法改正や大統領弾劾なども可能になる3分の2の議席(定数450議席だから300議席以上)を統一ロシアが確保できるかどうかが焦点だったが、このハードルも難なく越えた。自由民主党や公正ロシアといった「プーチン翼賛政党」を加えれば、約390議席。これでプーチンはあと最低4年間は「実質最高権力者」でいることが確定した。

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民主党の未熟

民主党という政党はやはり未熟な政党だと思います。
国会への証人喚問を決めた額賀財務相について、
喚問を中止しました。

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