気になる米印原子力協力

このコラムでもたびたび触れてきたインドとアメリカの民生用原子力協力協定は一進一退、予断が許されない状況になっている。アメリカ側が国内法の制約を昨年12月に早々と乗り切ったのに対し、インド側の政治状況が一筋縄ではいかないからである。簡単に言うと、マンモハン・シン政権に閣外協力をしている左翼グループが、アメリカに協力を求めることは「核開発における主権を制約される恐れがある」ということで反対しているのだ。

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「明快答弁」と「慎重答弁」

前号で「日本の政治がすっかり面白くなくなった」と書いた。たしかに福田康夫首相の答弁は、なるほどと思わせてくれることがほとんどない。「まあいろいろあるから」というのでは、まるでご近所の町内会長さんみたいだ。そういえば、町内会長さんというのはまさに調整役。自分のビジョンというより物事が丸く収まるようにするのが役目である。しかし、一国の首相が町内会長さんと同じというのではいかにも情けないではないか。

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「皇帝プーチン」いよいよ

日本の政治がすっかり面白くなくなったところで、俄然、面白くなってきたのがロシアの政治というかプーチン大統領の身の振り方。来年3月がロシアの大統領選でプーチン大統領の任期は5月まで。3選は憲法で禁止されているから憲法を変えないかぎりプーチン大統領は立候補できない。しかしまだ50代と若いプーチン大統領は、当然、政治の表舞台から退く気はない。

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リーダーの資質

福田新首相が国会で所信表明演説を行った。評価はいろいろあるのだろうが、全体的に印象が薄いと言っては礼を失することになるだろうか。それがなぜか考えてみた。

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