集票法律

参議院選挙向けの話がいろいろ出ています。

「政治資金団体の支出は5万円以上領収書添付」とか

「ふるさと納税」だとか・・・。



なぜ5万円以上なのかがよくわかりません。

そうなったら5万円以下の支出にするだけでしょう。

基本的に経常経費なのですから

すべての領収書を添付すればいい話です。



会社や個人事業主はそうしています。

どうして金額で区切ろうとするのか、

どうしてそれをなんとなく認めるのかがわかりません。



人気取りでも何でもいいから、

どこかの政党が全部明らかにしますと言えばいいのに、

とついつい思ってしまいます。



「ふるさと納税」はおかしな話です。

この点では珍しく石原都知事に賛成です。

住民税は地方自治体のサービスのために支払われるものですから、

それを「ふるさと」に回すのは筋の通らない話です。



「ふるさと」の税収格差の問題ならば

それは別に考えなければなりません。

国が再配分するのではない方式を考えないと

地方自治の観点からおかしな話しになります。



うかうか政治家の口車に乗らないようにしたいものです。

気をつけないと「空手形」ばかりつかまされます。



(Copyrights 2007 Masayoshi Fujita 無断転訳載を禁じます)

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