政治家のおかしな論理

政治家の論理というのは、まったく理解しがたいことがあります。 たとえば政治とカネをめぐる経常経費の領収書添付問題。 あの松岡農水相の「なんとか還元水」にまつわる話です。

領収書の保管は義務づけられているのに、 添付するとなると事務量が急増するから添付したくないのだそうです。 早い話が経常経費は何にでも使えるカネということでしょう。

どんなことに使ったのかは分かりませんが、 使わずにポケットに入れたなんてことはないのでしょうか。 領収書のいらないカネだから税金のかからないカネです。

その松岡農水相をかばう安倍首相。 「松岡氏は法令にのっとって処理していると聞いている」 という答弁はそもそも答弁になっていません。 おかしな費用計上の説明になっていないのを、 「本人が適法と言うから説明の必要はない」と強弁しているだけでしょう。

国民投票法案で最低投票率を求める意見に対して、 ある自民党代議士はこうのたもうたものです。 「最低投票率を決めるとボイコット運動などされるかもしれない」

ボイコットで最低投票率をクリアできないのなら、 そもそもその憲法改正案に賛成しない人が多いということです。 どこかの国みたいに投票に行ったら殺されるということはないでしょう。

こういうおかしな論理を見逃していると、 いつの間にかとても大きなごまかしをされるような気もします。 ご用心、ご用心。

(Copyrights 2007 Masayoshi Fujita 無断転訳載を禁じます)

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