「安倍首相」の危うさ

森喜朗元首相、最近はときどき「うんうん」とうなずけるコメントをする。現役だっ たころは、「有権者は寝ていてくれたほうがいい」「日本は神の国だ」「ゴルフ場に いたほうが携帯電話がつながりやすい」などなど、首を傾げるコメントが多くて、最 後のコメントなどとうとう命取りになってしまった(ちなみにこのコメントは、水産 練習船えひめ丸が米海軍原潜にぶつけられて沈んだ第一報を受け、ゴルフ場にいた森 首相が官邸にすぐに戻らなかった理由を新聞記者に問われたときのコメントである)。

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「A級を易々と」

昭和天皇が何を考えていたか、どんなことを話していたのか、その内容はいつも部分 的に漏れ伝わってくるだけだが、このほどまた資料的価値の高い富田元宮内庁長官の 日記が明らかになった。その中には、なぜ昭和天皇が靖国神社参拝を中止したかを明 らかにする、しかも肉声が聞こえてくるような生々しいメモも含まれていた。

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北朝鮮非難、各国の思惑

国連安全保障理事会は、国際社会の懸念の表明にもかかわらずミサイル発射実験を強 行した北朝鮮に対し、全会一致で非難決議を採択した。当初、日本やアメリカが目指 した制裁決議にはならなかった。中国などがめざした議長声明という「弱い」表明に もならなかった。最終的には、両者が歩み寄った形で、北朝鮮に対する非難決議を安 保理の全会一致で採択した。この外交の成果を、中国が勝ったとか、日本が勝ったと か、アメリカが「裏切った」とかいうことにはあまり意味がない。しょせん、外交で ある以上、地球上のさまざまな問題との絡みもあり、各国の思惑もある。

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ミサイルが飛んでくる

先週7月5日、北朝鮮は周辺諸国の自重を求める声を無視して7発のミサイルを発射し た。そのうち1機は射程が6,000〜10,000キロ(推定)と長く、アメリカ本土の一部ま で届くとされるテポドン2である。このテポドンの発射準備はかなり早い段階で察知 されていた。そしてアメリカや日本は、もし発射するようなことがあれば重大な結果 を招くと警告していたが、金正日はそれを無視して発射実験を行ったのである。

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少子高齢化と移民

日本の少子高齢化が急速に進んでいることが国勢調査の速報で明らかになった。昨 年10月1日時点で、65歳以上の高齢者は2682万人、総人口に占める割合は21%になっ たという。イタリアも高齢者人口が多い国(20%)だが、それを抜いて世界一だそう だ。それだけではない。15歳未満の子供人口は1740万人となり、5年前に比べて107万 人も減った。総人口に占める割合は13.6%である。子供人口がいちばん多かったの は1955年の3012万人だが、それに比べると約6割しか子供がいないということになる。

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