過剰な警察、過小な警察

今年4月12日、宇都宮地裁でいわゆる「栃木リンチ殺人事件」について、被害者の両 親が栃木県や犯人の元少年たちに損害賠償を求めた事件の判決が下った。柴田秀裁判 長は「被害者の生命、身体に対する危険が切迫していることは認識できた」とし、 「警察官が警察権を行使することによって加害行為の結果を回避することが可能だっ た」と、警察の怠慢と殺人事件の因果関係を認めた。

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原発をどう考える

20年前の4月26日、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所の4号機が爆発炎上した。 そして従業員や鎮火にあたった消防士など31人が犠牲になった。さらに飛散した放射 性物質によって、甲状腺ガンなどで死亡するなどの犠牲者は9300人とされている(た だしグリーンピースは10万人を越えていると主張する)。実際に事故による影響でど れだけの犠牲者が出ているかはわからないが、今でも半径30キロ以内の地域は立ち入 り禁止になっていることは事実だし、広島や長崎の例を見ても今後も犠牲者が出つづ けるのは確かである。

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NHK受信料を義務化する前に

職員のスキャンダルで揺れているNHK。もうカラ出張ぐらいでは国民もびっくりしな くなっているようだ。しかしカラ出張の金額が1000万円を遙かに超えると言われると、 NHKという組織はいったいどうなっているのだろうと思ってしまう。だいたい、カラ 出張を上司が見破れないこと自体が異常である。会長が謝ればすむ問題ではない。

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人工呼吸器を外すのは殺人?

先日、テレビを見ていたら、富山県射水市の外科医師が末期ガンの患者の人口呼吸器を外した「事件」について、特集をしていた。どういう方向で議論するのか枠組みさえはっきりしなかった番組だったが、「厳密に言えば、日本の医師のほとんどが殺人罪に問われる可能性がある」というどこかの大学の先生のコメントには驚いた。まるで日本では、人工呼吸器を外してまわる医師や、筋弛緩剤など死に至らしめる薬剤を注射してまわる医師が徘徊し、患者がどんどん殺されているような言いぐさである。

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