医療事故をどう防ぐ

先週、福島県立大野病院の産科専門医が、業務上過失致死と医師法違反の容疑で逮 捕・起訴された事件について書いた。その後、とくに大きな状況変化があったわけで はないが、日本各地の産科医が検察に強く反発している。この事件は過誤ではなく事 故であるという。つまり他の医者がこの患者を手がけても同じことになる可能性が大 きいとする。このようなケースで逮捕されるのだったら、むずかしい患者は扱わない ほうがいいと考える医者も出てくるとも指摘されている。

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医療事故と警察

3月22日、福島県立大野病院の産科専門医が業務上過失致死と医師法(届け出義務)違反の容疑で起訴された。事故が起きたのは、2004年12月、切迫早産の疑いで入院した女性患者の帝王切開の手術中であった。開腹してみると、胎盤をはがすと大量出血の恐れがある「癒着胎盤」であることが判明した。しかし医師がそのまま胎盤を剥離したため、患者が失血死したというのである。

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「外交上の機密」と「外務省の秘密」

最近、目を引く判決があった。一つは2月末に東京地裁の大門匡(だいもんたすく) 裁判長が下した判決。外務省の機密費の文書公開を求めたNPOの請求を外務省が拒否 したことについて、大部分の書類の開示を命じた判決である。

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核保有国の二枚舌

国際関係においては、ダブルスタンダードというのはよくある話。自国の利益を追求 するときには、各国ともかなり平気で二枚舌を使う。いわばゲームのルールを変える ようなものだ。だから大国の得意技である。なぜなら大国は、自分の都合でゲームの ルールを変えるだけの力を持っているからだ。

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日本航空のダッチロール

いったん権力の座についた人にとって、自分の出処進退を的確に判断するのはきっとむずかしいことなのだろうと思う。退任要求というあまり例のない血判状を突きつけられた日本航空の新町社長。一時は、他の代表取締役の首を切って、自分だけは来年の任期満了まで生き残ろうとしているように見えた(本音はどうあれ、外から見るとそう思える)。

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民主党の稚拙で危険な論理

「堀江メール」で日本を大騒ぎさせた民主党の永田寿康議員。逃げ込んでいた病院をようやく退院して今日午後、謝罪会見を開いた。そこでは、メールの信憑性を立証することができず迷惑をかけたと謝ったものの、メールそのものが偽物であるとは言わなかった(民主党としては偽物であると断定せざるをえないと明言した)。永田氏本人はまだ未練がある様子がありありとしていた。というより、同僚議員によれば、メールが本物だとまだ信じているそうだ。

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