金持議員、貧乏議員

議員の資産が公開された。この資産公開、ほとんど意味がないと思っている。家族の資産は公開されないからとか、一部の資産が除かれているとかそういうことではなく、要するに議員でいる間に不正な蓄財と思われるようなものがないかどうか、そこがわからないからである。

もちろん、その比較をやるのはメディアの仕事である。自民党議員の平均資産額と民主党議員の平均資産額の差が広がったとか縮まったとか、そんなことには興味がないし、必要ない。小泉チルドレンは資産ゼロの人と、資産をいっぱい持っている人と二極化していることにも興味はないし、必要ない。必要なことは、これらの人が次の公開のときになぜか財産がいっぱい増えているという事実がないかどうかなのだ。

李下に冠を正さずという。議員だからといって資産運用してはいけないという法律はないが、その資産運用が議員という地位を利用していないかどうかは問われる。だからすべての資産を信託銀行に預けて自分のあずかり知らぬところで運用してもらうという方式を取る例もある。

だいたい金持ちが議員になろうが、貧乏人が議員になろうが、どちらでもいいことだ。国政の場で、有権者から付託された権能を行使する人格と識見を備えた人ならばかまわない。どうも新聞の書き方には金持ちに対する妬みが感じられると言っては言い過ぎだろうか。

資産公開の本来の趣旨に沿って、なんだか知らないが急に財産が増えている議員を追及するぐらいのことをしてほしいと思うのは私だけだろうか。

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